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心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています
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海外カルチャーショック 8.中国というところ(2)
上海出張の際に宿泊ホテルで、夜テレビを見ていると、一つのチャンネルだけがずっと、抗日ドラマと呼ばれる反日ドラマを放映している。しゃべっている内容はわからないが、明らかに旧日本軍の軍服を着た軍人が最終的には殺される。これを中国の子供たちが見ているのかどうかはわからないが、知らず知らずのうちに反日感情をもってくるのだろうなとか、同じようなことを日本のテレビで放映していたら大問題になるだろうななどと、いろいろ考えてしまう。出張最終日に、空港に行くのにタクシーをホテルで呼んでもらった。玄関に到着したタクシーに名前を言って乗ろうとした時だった。別のタクシーが来て降りてきた運転手が、先のタクシーの運転手に大声で文句を言っている。どうやら客の取り合いをしているようであった。次第にエスカレートして取っ組み合いの大喧嘩になり、ついには、後のタクシーの運転手が先のタクシーの屋根の上のランプを取ってしまった。こちらはあっけにとられていたが、最終的に後のタクシーが勝ったようだった。そして、運転手は何事もなかったように空港に連れて行ってくれたのである。(2021.12.29 続く)
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