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心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています
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自然と人工 6.母音無声化の地域性
共通語では無声化が起こりやすいという話をしてきた。では、共通語以外ではどうなのか。たとえば、関西の人は「desu」「masu」と発声する人が多い。このように、無理やり語尾に母音を入れて発声すると関西風に聞こえることがある。共通語をしゃべっているように聞こえていても語尾が無声化していない場合、関西出身者の場合が多い。テレビなどでいろいろな人の語尾に注目(耳?)してみるとおもしろい。もちろん、他にも地域によって無声化しないケースも多く見られる。NHKのアナウンサーは、共通語を話すようにトレーニングしているので、ほとんどの人がきれいな無声化で話している。しかしながら、このようなトレーニングを受けていないレポーターの中には、共通語をしゃべっているにもかかわらず、「です」「ます」が無声化していないだけでなく、「でしイウ」のような、非常に聞き心地のよくない母音で終わる人もいる。 (2021.4.9 続く)
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