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心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています
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繰り返しは偉大である 1.すぐに消えてしまう記憶
新しくスマートフォンを買ったときに新しい電話番号が与えられても、それを10分後まで覚えている人はあまりいない。目や耳から入った数字や文字はいったんワーキングメモリという脳の記憶領域に入る。以前は短期記憶と呼ばれていたが、記憶以外にも仕事をしているようだということでワーキングメモリとよばれるようになりつつある。この短期的な記憶は、容量が非常に少なく、7数字あるいは7文字前後である。あるいは7単語前後である。記憶の量的単位はチャンクと呼ばれている。おおよそ7±2チャンクであることが多くの実験で示されている。アメリカの心理学者ミラーは、この7という数字をマジカルナンバーと呼んだ。このワーキングメモリの保持時間は数十秒といわれている。 (2021.5.4 続く)
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