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心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています
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東と西のはざま 10.ホタルの点滅
初回に電力の周波数が東日本と西日本とで異なるという話をしたが、夏の風物詩ホタルの点滅の速度も東と西とで異なるといわれる。ゲンジボタルのオスは求愛行動としてとまっているとにきに光を点滅させるが、東日本では4秒に1回なのに対し、西日本では2秒に1回であることが知られている。従来研究によれば、この境界はほぼフォッサマグナのラインに近いのだが、中部地方の静岡北部から山梨県にかけて3秒間に1回の点滅をするホタルがいるという。さらに、長崎大の大庭教授によれば、長崎の五島列島のゲンジボタルは1秒間に1回の点滅をするとのこと。非常に興味深い。佐賀大永野准教授はこういった東と西とでゲンジボタルの点滅周期が異なるのは遺伝子の違いによることを明らかにした。 (2022.5.18 「東と西のはざま」終わり)
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