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心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています
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繰り返しは偉大である 8.覚える気がないのにフレーズが
「それにつけてもおやつは」「いつまでもいつまでも走れ走れ~」「ピアノ売ってちょーだい」「この木何の木」「家に帰れば~」と言われると、ほとんどの人は、後に続けてフレーズが出てくる。先日、歩行者用信号のように毎日見ていても覚えようと意識しなければ青が上か下かなど長期記憶に入らないという話をしたが、これらのCMはおそらく覚えようと意識しない人が多いにも関わらず、長期記憶に強く残っている。信号機とCMは何が違うのか。そのカギはメロディにありそうだ。メロディ、すなわち異なる高さや長さの音の列、これに我々はさまざまな感情をいだく。だから、我々は音楽を聴いて楽しくなったり悲しくなったり、感動したりする。感情。そう、海馬付近の記憶と情動の相互作用。これで、簡単に長期記憶に刷り込まれてしまうのであろう。 (2021.6.23 続く)
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