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  <title type="text">KITブログ</title>
  <subtitle type="html">心に移りゆくよしなしごとを、教育、音声言語、認知科学、環境倫理などの視点から、そこはかとなく書いています</subtitle>
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    <updated>2023-08-19T23:04:20+09:00</updated> 
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    <title>徒然草を読み返す　３．日ごろ親しい人が突然妙にあらたまった感じになるのもよいものだ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<div>第37段</div>
<div>　朝も夕も慣れ親しんでいる人が、あるとき、遠慮がちによそゆきの感じになるのは、なぜ今さらと思う人もいるかもしれないが、慎みがあっていい人だなと思わせる。親しくない人が、打ちとけるような言い方をするのも、またいいものだと思わせる。</div>
<br />
<br />
<br />
<br />
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    <updated>2023-04-12T22:58:41+09:00</updated> 
    <category term="教育" label="教育" />
    <title>徒然草を読み返す　２．価値観や意見の合わない人はやはり友人には…</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[第117段にもあるように、兼好は、自分とは価値観や能力などかけ離れた人とは真の友人になり得ないと考えているようである。<br />
<br />

<div>第12段</div>
<div>　自分と同じ考え方をもっている人としんみりと語りあい、興味深い話やつまらない世間話でも、遠慮なく話し癒し合うことができるには嬉しいのではあるが、そういう人はめったにいるわけではなく、たいていの場合は、逆らわないように適当に話を合わせて結局ひとりぼっちと同じ気持ちになる。</div>
<div>　お互いに言い合って本当ですかと聞く価値もあるものの、ちょっと違った意見だと自分はそう思わないと言い争い、だからこうじゃないかという話になれば慰めにはなるのであるが、実際には、ちょっとした不平を言っても意見が食い違うような人とは、とりとめのない話をしているうちはいいが、心底心の通った友人とは程遠いと感じるのは寂しいことだ。<br />
<br />
<br />
<br />
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    <published>2023-04-05T18:41:59+09:00</published> 
    <updated>2023-04-05T18:41:59+09:00</updated> 
    <category term="教育" label="教育" />
    <title>徒然草を読み返す　　１．友人とするのによくない人とよい人</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//yoshikita.blog.shinobi.jp/File/kenko.jpg" title=""><img src="//yoshikita.blog.shinobi.jp/Img/1680688207/" alt="" /></a> <br />
高校で習った徒然草は、改めて読み返してみると、当時よりも歳を重ねてからの方が、へえ～とかなるほどとか、そうかなあなど、さまざまに思うことがあり、趣き深い。無病で頑丈な人が友人としてはよろしくないというのは面白い。<br />
<br />

<div>＜117段＞</div>
<div>友人とするのによろしくない者に７つある。身分の高い人、若い人、無病で頑丈な人、酒好きな人、武士、うそをつく人、欲張りな人。</div>
<div>よい友人には３つある。ものをくれる人、医師、知恵のある人。<br />
<br />
<br />
<br />
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    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　１０．ウクライナ侵攻</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[今年2022年2月にロシアがウクライナに侵攻した。プーチンのソ連時代の大国ノスタルジーのようである。モスクワで会った学生たちにはあまり感じることのなかった権威主義が仕事関係の中高齢者層で広く感じられた。今思えば、国全体にロシア帝国の誇りが染みわたっており、プーチンの領土拡大主義、それを支持する国民が高齢者層に多いというのが、さもありなんという気がする。ただ、若年層は、特にアメリカやヨーロッパに対抗意識を持っている感じはしんかった。むしろ、資本主義を積極的に受け入れ、楽しんでいるようにみえた。共同研究で来日していたアンドレイとは、その後もずっとクリスマスカードのやり取りをしていたが、ここ２年くらい音信が途絶えている。今、ロシア国内はどういう状況なのか、プーチンはどう見られているのか、等々多くのことを尋ねてみたいのだが、ある怖さを感じている。メールが当局にチェックされるかもしれない、アンドレイは国家圧力から本音を言い出せないかもしれない、あるいは、アンドレイがすっかりプーチンと同じ思考になっているかもしれない。いろいろなことを考えてしまい、しばらく出せないでいた。同年9月に入り、ロシアが徴兵で数十万人を動員との発表した。ますますアンドレイのことが気になり、思い切ってメールを出した。今日10月5日現在で返事はない。　（2022.10.5　「ロシアの話」終わり）<br />
<br />
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    <published>2022-09-14T22:46:03+09:00</published> 
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    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　９．竹への興味そしてたこ焼き</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[初対面の印象とは違い、アンドレイは意外と早く日本に順応していった。ラーメン店はじめ、街をいろいろ案内した。そのたびに、竹をみると、異常なくらいに興味深そうであった。聞いてみると、ロシアには竹がほとんどないのだという。中国の山奥にはたくさんありそうだが、ロシアにはないようである。常に竹林や竹の置物に見とれていたのが妙に面白かった。飲み会にも積極的に参加した。ロシア人だけに酒にはめっぽう強かった。食べ物では、たこ焼きはおそらく日本しかないだろうと思い、店でたこ焼きをごちそうした。その感想は「No taste, just chuing」。　（2022.9.14　　続く）
<div><br />
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    <published>2022-07-27T18:37:01+09:00</published> 
    <updated>2022-07-27T18:37:01+09:00</updated> 
    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　８．ついに共同研究者が来日</title>
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      <![CDATA[<div>1，2か月が経ち、モスクワ大学の研究者アンドレイが共同研究のために来日した。成田まで迎えに行ったのだが、一度会っているのですぐにわかった。疲れたかと聞くと全く疲れていないという。昼頃だったため、何か食べたいものはあるかと聞くと、それはおかしいという。彼曰く「よその国に来たのだから、どんな食べ物があるのかわからない。これを食べましょうと言ってくれないとおかしい。」　彼はややムッとした表情であった。そのように人から言われたのは初めてだった。確かにそれはそうなのだが、期待しているものや苦手なものなどもあるだろう。だから聞いているわけだが、ずっとそんなやり取りをしているのもなんなので、ロシアにもあったてんぷらの店に入った。ちょっと先が思いやられる。（2022.7.27　　続く）</div>
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<div></div>]]> 
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    <published>2022-07-20T23:00:35+09:00</published> 
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    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　７．モスクワ大学での講義</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<div>早速、講義室に移り、黒板とチョークを使ってレクチャーを始めることになった。開始時間の数分前、30人ほどの学生がどやどやと入ってきた。「Hello!」とみんな明るく、目がキラキラしていたのを今でも忘れない。内容が理解できたかは定かではないが、熱心に聴いてくれた。ロシアの学生の知識に対する強い吸収欲を感じた。</div>
<div>モスクワ大学を後にし、会社のモスクワ支社に挨拶に行った。その夜、日本料理店に行こうということになって訪ねたところは、てんぷらの店であった。ただ、そこのコックは日本人ではなく、韓国人のようであった。出てきた料理は、キュウリのてんぷらや美味くない寿司で、ちょっと日本料理とは言えないなと思った。（2022.7.20　　続く）<br />
<br />
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    <published>2022-07-06T19:57:55+09:00</published> 
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    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　６．共同研究の話まとまる</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[他に言語関係の研究機関はなく、再びモスクワに戻った。再度、モスクワ大学を訪ね、議論の末、先方から研究者を日本に派遣し、ロシア語音声認識技術を新たに開発してもらうという共同研究で話がまとまった。早速、その概要について議論し大枠が決まった。議論の後、先方より、学生に音声認識、特にHMM(Hidden Marcov Model)のレクチャーをしてくれないかという要請が突然にあった。先方にロシア語の音声認識の技術があるはずなのになんだか奇妙だなあ、ロシア語は話せないのになあ、などとためらっていると、社外秘の話は出さないでHMMの一般的なしくみの説明だけでよく、英語でＯＫという。天下のモスクワ大学で音声認識のレクチャーを行うとは思ってもみなかったが、先方の熱意に負けて引き受けることにした。（2022.7.6　　続く）<br />
<br />
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    <published>2022-06-29T23:12:25+09:00</published> 
    <updated>2022-06-29T23:12:25+09:00</updated> 
    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　５．サンクトペテルブルグ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[サンクトペテルブルグというところは旧レニングラードで、ヨーロッパの雰囲気濃い大変に美しい都市である。人々も開放的で、路上にラジカセを置いて踊る若者など、西欧にいるかのような錯覚にさえ陥る。モスクワがなんとなく重苦しい雰囲気が漂うのと対照的だ。世界三大美術館の一つエルミタージュ美術館や水路を利用した観光船巡りなど、見るところも多い。血の上の救世主教会はロシアらしい色合いと形の教会だ。白夜とまではいかなくても、夜は10：00頃でも明るく、日本から行くと不思議な感じではある。サンクトペテルブルグでは、日本語－ロシア語の翻訳ソフトの会社を訪問したものの、研究開発はやっておらず、パッケージソフトを売るだけとのことであった。伝手をたどったものの、他に言語関係の研究機関はなく、再びモスクワに戻った。（2022.6.29　　続く）<br />
<br />
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    <published>2022-06-15T09:12:12+09:00</published> 
    <updated>2022-06-15T09:12:12+09:00</updated> 
    <category term="体験記" label="体験記" />
    <title>ロシアの話　　４．飛行機</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[日本語－ロシア語の翻訳技術を持っている機関に共同研究の可能性を議論するため、モスクワからサンクトペテルブルグに航空機で移動することになった。ゲートが空く時間が大幅に遅れ、搭乗がぎりぎりであった。それでも手荷物チェックはのろのろペースだったため、本社の人の一人が「早くしてくれませんか？」みたいなことを言った途端、体のでかい職員の女性が「乗らなくていいのか？」ということを言ったらしく、「あんたは後回し」と列から彼を外してしまった。職員の高圧的な態度に彼はびっくりして必死に謝ったところ、何とか通してくれた。顧客一番の日本では考えにくいことである。　（2022.6.15　　続く）<br />
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